請負業者賠償責任保険とは?
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2024/03/02
コラム
リスクに備えて加入する保険の中には、事業に特化したものがあります。
その一つが「請負業者賠償責任保険」です。
今回は、請負業者賠償責任保険とはどのような保険かについて解説いたします。
▼請負業者賠償責任保険の内容とは
■保険の加入目的
請負業者賠償責任保険の加入目的は、仕事中に他人に危害を与えた場合の損害賠償です。
そのため保険に加入できる業種には決まりがあり、加入対象は主に下記の業種です。
・運送業
・建設業
・建築関連業
・各種工事業者
いずれも工事中および作業中に発生した事故が保険の対象です。
■請負業者賠償責任保険の補償内容
請負業者賠償責任保険に加入しておくと、どのような補償が受けられるのでしょうか。
保険会社によって補償内容に違いはあるものの、主な内容は下記の通りです。
・損害賠償金…危害を与えた相手に対する治療費および修繕費
・争訟費用… 与えた被害がトラブルに発展した場合の弁護士および裁判費用
・損害防止軽減費用…事故を起こした際に事故の拡大防止・軽減のための費用
・緊急処置費用…危害を与えた相手を病院に搬送するための費用
上記の補償内容のいずれも、仕事中に発生する可能性が高いでしょう。
もしも事故が起きた場合に焦らずに済むよう、請負業者賠償責任保険に加入しておくと安心です。
■軽貨物配送における保険加入のメリット
まず1つめのメリットとして、配送中の車と人が接触した場合の補償が挙げられます。
保険に入っておくことで、車との接触による人への危害や住宅への物損事故が補償されます。
2つめのメリットは、ドライバーの精神的安全です。
ドライバーはどうしても配達先に気を取られがちですが、安全運転にも注意しなければなりません。
「いざという時には保険が助けてくれる」という思いが、ドライバーに安心感を与えてくれます。
▼まとめ
請負業者賠償責任保険は加入できる業者が決まっており、どんな事業者でも入れる保険ではありません。
運送業は加入対象ですので、もしもの時に備えて入っておくとドライバーも安心ですね。
弊社は横浜にて、軽貨物配送を行っております。
お荷物の配送に関することは、弊社にお気軽にご相談ください。