物流用語の「縦持ち」と「横持ち」の違いとは?
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2022/11/25
コラム
物流用語にはいろいろなものがありますが、一般の方に誤解されやすいのが「縦持ち」と「横持ち」の解釈です。
今回は縦持ちと横持ちの概要や違いについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼縦持ちと横持ちの違い
「縦持ち」「横持ち」と聞くと、荷物を縦にするか横にするかの違いだと思う方も多いかもしれませんね。
しかし実は、これらの言葉は「運ぶ手順の違い」を意味します。
■縦持ち
物流用語の「縦持ち」は、建物内を上下に移動させることを指します。
エレベーターなどで荷物を運ぶ場合だけでなく、建築現場での荷物の引き上げの際にも使われます。
■横持ち
「横持ち」は、縦持ちとはニュアンスが全く異なり「配送途中の寄り道」の意味で使われる言葉です。
運送の際、A地点からB地点に最短距離で移動させるよりも、一旦拠点に集めてから輸送したほうが効率が良い場合があります。
最短距離の輸送は一見効率が良いですが、大きなトラックを使う場合は余計なコストがかかってしまいますよね。
コスパの良い輸送を行うためには、横持ち配送が必要とされることが多いんですよ。
▼まとめ
物流用語の「縦持ち」とは、荷物を建物内の上下に移動させることを意味します。
「横持ち」はそれとは概念が異なり「配送途中の寄り道」を表します。
荷物の運送時は、最短距離で移動させるよりも一度拠点に集約させてから運んだ方がコスパが良い場合があります。
全体の運送コストを下げるために、横持ち配送は重要な役割を担っているというわけですね。
物流業界では効率の良い運送のための工夫が日々行われています。
『株式会社レイドバック』でも配送・運送の効率化を進めていますので、ぜひ一度お問い合わせください。